ビジネス書はこれまで随分と読んだ。
その中の一人に谷口さんがいる。
昨日、取り出してパラパラ開いてみた。
「時の料理人」
「情報は鮮度である。
新鮮なネタの良さを活かしてうまいものを
作ろうとする料理人と、情報を収集・咀嚼
・加工・発信してビジネスを創り上げてい
こうとするベンチャー精神と全くイコール
である・・・。
30年前に書かれた本だ。今、書店に並んでも
全く違和感はない。
小見出しの部分を少し拾い上げると
・素早さ、これがコツだ。
・情報が利益を生む。すべてをその目で見切る。
・最大のコンタクト、それは「直」。
・面白いところに人は集まる。
・価値は状況で変化する。
・教える人、示唆する人の時代。
・面白さの演劇化。
・チェック・フィルターは社会。
・最大のメディア、それは人。
・メディア力がマネー力。
・組める人とは組む。
・すべてが「選ばれ」ている。
・高齢化社会は、大ヤング社会だ。
335ページの分厚い本だ。
世の中には、いい本が眠っている。
どう受け入れるかは当人だろうが、
いい情報は年をとらない。