メディアの時代である。
新聞、雑誌、テレビ、インターネットはメディアだ。
その中でも、個人がメディアになった。
大半がスマホを持って、何かを発信し何かを探している。
もう、テレビ局や新聞社だけがメディアではなくなった。

ある田舎の書店でこんなことを言われた。
「中学生になると、全員が英語、国語の辞書を購入してくれていた。
今ではそれがない。みんな、電子辞書やネットを利用している。
本屋も大変よ。本や雑誌がまったく売れなくなってしまった。」

私たちは、メディアから受け取る情報で数多くの影響を受けている。
中でも、受発信の情報は個人のものが多くなった。
だからか、新鮮なネタをテレビ局や新聞社が集めている有様だ。

会社も店も商品・サービスも、あらゆるものがネットという
媒体で発信されている。
そうなるとこの媒体に何を「オン」するかである。

誰もオンしていない、特定の商品・サービスだとしたら、限定
そのものになる。それを見た人が拡散すれば、もしかしたら
高値になるかもしれない。ビジネスに繋がるかも知れないのだ。

発信で大事なのは、「メディアに何をオンするか」である。
例えば、売りたい商品をオンしても、オンだらけで効果がない。
そこで、出てきたのが特典。これも一時的でどこも特典だらけ。
そうなると、特典そのものを開発する店や会社が出てくる。

今や、個人ができるメディアのインフラが出来た。
店舗も持たずにビジネスが誰でも出来る時代になった。

ここでは、

今のところ、検索で上位になることが求められている。
今のところ、プラットホームを持った企業が牛耳っている。

しかし、それも変わる。

それは、個人がすべてメディアになってしまったからだ。
企業の限られた創造より、個々人の創造が大きいからだ。
個々人の道が突然に開ける時代がもうそこまで来ている。